50年を迎えたガメラの復活が待ちどおしすぎる件

新作映画の撮影が始まりつつあるゴジラ。でも、日本にいる怪獣はゴジラだけではありません!ゴジラが大ヒットした後、多くの怪獣映画が製作されその中でも人気が高く、シリーズ化され平成になってもリメイクされた怪獣がいるのです。


それこそが、今年50周年を迎えた『ガメラ』。名前こそゴジラに似ていますが、全く違う個性を持った怪獣として人気を得ました。そんなガメラの魅力を、各時代ごとに分けて紹介します。


・昭和シリーズ『大怪獣ガメラ』

1965年公開の『大怪獣ガメラ』にて初登場。その名の通り巨大な亀の姿をした怪獣。口から火炎を放射し、四肢を甲羅に引っ込め、その部分から炎を噴射して回転しながらUFOのように飛ぶことができる。最大の特徴はゴジラと異なり、子ども好きというところ。なので、子どもの為に悪い怪獣と戦うというのが昭和シリーズの特徴になっている。この時期のオススメ映画は『大怪獣空中戦ガメラ対ギャオス』 全編通しギャオスとのバトルが満載で、まさに息着く暇無し!!


・平成3部作シリーズ『ガメラ2 レギオン襲来』

1995年公開の『ガメラ大怪獣空中決戦』から96年の『ガメラ2 レギオン襲来』99年の『ガメラ3 邪神覚醒』の3部作。ガメラは生物兵器のような存在であり、シリーズを通してより戦闘的・凶悪な姿に変化していく。徹底したリアルなストーリー、そしてクオリティの高い特撮映像が見所だ。人類よりも地球を守ることを目的としているようだが、少女と心を通わせるなど子ども好きの姿を垣間見せる部分もある。この時期のオススメ映画は『ガメラ2 レギオン襲来』 精巧なミニチュアと特撮史上最高にカッコイイ自衛隊の活躍が見もの!


・小さき勇者たち~ガメラ~

平成3部作の後2006年に『小さき勇者たち~ガメラ~』が公開された。昭和シリーズのように少年とガメラの交流をメインにおき、心温まるジュブナイル作品に仕上がっている。ガメラも少年に『トト』と名づけられ、平成版よりも目の大きい愛らしい姿をしている。クライマックスで少年・少女達がトトのために懸命に頑張る姿は、思わず目が熱くなります!


過去の作品をお子さんとみて、日本にはゴジラだけではないことを是非、教えてあげてください。それにしても、50周年の今年に何か新しい動きがあるんじゃないでしょうかね。私は、引き続き待ちますよ!