永遠なる勇者! Blu-rayで復活、ウルトラマンG!
日本のコンテンツが海外でリメイクされることは嬉しいものですよね。
今年の夏はスーパー戦隊シリーズがアメリカでリメイクされた「パワーレンジャー」がハリウッド映画となります。
(パワーレンジャーについては公開時期が近づいたら特集します)
実はパワーレンジャーより前に日本の特撮コンテンツが海外で製作されていたことをご存知でしょうか?
その名も「ウルトラマンG(グレート)」!
20年以上前に海外で製作されるもDVDが販売されず、他作品の客演もほとんどないことから、知る人が知る名作として語られてきたグレートですが、この度めでたくBlu-rayボックスが発売されることになりました!
これは多くの人にグレートを知ってもらうしかない!
ということで今回は海外からの使者・ウルトラマングレートの魅力を全力紹介です!
・大迫力!オーストラリアの大自然オープン撮影!
ウルトラマングレートはオーストラリアでウルトラマンです。
(グレートの名前もグレートバリアリーフから来ているとのこと)
海外製作ということで、これまでの日本のウルトラマンとは雰囲気の違った演出がされています。
まず特徴的なのが、オープンセット撮影の質感!
屋外に建てたセットで自然光を利用した撮影はウルトラマンや怪獣の独特の質感を非常に感じます。
ミニチュアも精巧にできており、日本のウルトラシリーズと比べ、ウルトラマンや怪獣がビルの高さより低めになるように作ってあることで、巨大感がアピールされて街の中で戦っていると強く感じます。
この度Blu-rayboxで発売されますので、この質感をぜひ高画質で味わってください!
・邪悪生命体ゴーデスとは? のちのシリーズに影響を与えた独特の世界観
グレートは全13話とTVシリーズとしては短いんですが、その世界観は独特です。
前半の1~6話は邪悪生命体ゴーデスとその細胞・ゴーデス細胞で誕生した怪獣と戦うゴーデス編といえるものになってます。
残りの7~13話は環境破壊によって現れた怪獣や宇宙からの来訪者との対立などで構成されています。
このゴーデス編はシリーズ通しての敵の存在、怪獣に寄生し操ったり怪獣を生み出すという特性はのちの「ウルトラマンコスモス」に登場したカオスヘッダーに特性が似ていますね。
終盤では地球が巨大な1つの生命体としての考えが示され、「ウルトラマンガイア」に通じる考えが提示されました。
他にもグレートと変身者であるジャック・シンドーの精神が独立していて、たびたび会話を重ねるシーンは「ウルトラマンX」など主人公と会話するウルトラマンの先駆けとなっています。
このようにグレートはのちのウルトラシリーズに多くの影響を与える独特の世界観をもています。
あなたもグレートを見て様々なウルトラマンの先駆けを見つけてみてください。
(写真はゴーデスの第2形態です)
・仮面ライダー参戦!? 超豪華日本語吹き替え陣
海外製作ということで、グレートは日本語吹き替え版が存在します
(かつてTV放送された際はこの吹き替え版が放送されました)
この吹き替えに参加した声優陣が豪華!
主人公・ジャック・シンドーを演じたのはグレートの名付け親にもなった京本政樹さん!
京本さんは日本語版の主題歌も担当しています。
他にも防衛チームUMAの隊員ロイド・ワイルダーを誰もが知ってる大声優・山寺宏一さん、チャールズ・モルガンを「ウルトラマンオーブ」の渋川一徹役の好演が記憶に新しい柳沢慎吾さんが熱演。
余談ですが、この2人3月に公開される「劇場版ウルトラマンオーブ 絆の力、おかりします!」で共演されるんですよね~
さらに特撮ファンなら忘れちゃいけないのがアーサー・グラント隊長役を初代「ウルトラマン」のムラマツキャップ、「仮面ライダー」の立花藤兵衛を演じた小林昭二さんが演じられてるということ!
声だけですが、非常にかっこいい演技と堪能できますよ!
さらに仮面ライダーからの登場ということで、グレートの1~6話までのナレーションをなんとなんと仮面ライダー1号・本郷猛を演じた藤岡弘、さんが担当されてます!
こんなところでウルトラマンと仮面ライダーが共演されているとは・・・
仮面ライダーを彷彿とさせる渋くてカッコいいナレーションは必見ですよ!
このように様々な魅力を兼ね備えた「ウルトラマンG」 そのBlu-rayboxが1月27日発売されます。
昭和ウルトラマンから平成ウルトラマンの間を繋いだ傑作を最高画質でぜひご覧になってください!
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