春の特撮映画祭り第3弾! キングコング日本蹂躙

昨年まさに特撮界の歴史を変えた作品であった「シン・ゴジラ」がいよいよ3月22日にDVD・Blu-rayが発売されます。


 劇場での興奮を再び楽しめる日が間近に迫っているわけですが、この春もう1つの怪獣映画が我々の前に姿を現そうとしていることを皆さんはご存知でしょうか?


 ゴジラの誕生に深く関わった〝あの怪獣”がリメイクされて大スクリーンで大暴れします!

 

その怪獣の名こそ「キング・コング」です!

 

今回は最新作公開の足音が迫るキング・コングの歴史と魅力をフィーチャーです!



・円谷英二も感動!キング・コングの魅力とは!


キング・コングは1933年に公開された「キング・コング」に初登場しました。


85年近く前の非常に歴史あるキャラクターなんです。


南洋の髑髏島に恐竜等と生息していた巨猿で、その大きさは18~24フィート(約5.4~7.2メートル)とされています。


ゴジラをはじめとした怪獣と比べると非常に小さく感じますが、このコングがニューヨークの街で大暴れする姿は、ストップモーション・アニメで迫力満点に描かれ、あの円谷英二が特撮監督を志すきっかけにもなったといわれています。


コングの大暴れする迫力、時代を反映したストーリー、美女が原因で命を落とす悲劇性


など数々の魅力で人気となり、その後何度もリメイクされて今に至ります。

・日米大怪獣決戦!キング・コングVSゴジラ


 アメリカを代表する怪獣キング・コングですが、怪獣ファンならだれもが夢見るのは日本の怪獣王・ゴジラとの戦いですよね!


 実はこの2大怪獣すでに直接対決しているのです!

 1962年公開のゴジラ映画「キングコング対ゴジラ」です!


 この映画東宝がキング・コングの権利を持つRKO社にキャラクター使用権を得て製作された公認のキング・コングです。

 

 身長50メートルとの対決のため、コングの身長も45メートルにサイズアップ。

 出身も髑髏島からファロ島に変更されました。


 日米2大怪獣の対決は大好評で、観客動員数1120万人を記録!

 この記録は歴代ゴジラシリーズで今なお最高記録として君臨しています。


 余談ですが、このキング・コングの使用権は5年間という条件があったのですが、5年の使用権が終わる直前にもう1本「キング・コングの逆襲」というキング・コング映画が東宝で作られています。


 50年以上前に実現したキング・コングVSゴジラですが、2014年に製作された「GODZILLA ゴジラ」を制作したレジェンダリーがゴジラとキング・コングの対決を描く映画を2020年に公開することが決定いたしました!


東京オリンピックの年に見られる、アメリカ発のキング・コングVSゴジラ!

非常に楽しみですね!!



・人類立ち入り禁止!!怪獣だけの島の巨神!!


先にも紹介した「GODZILLA ゴジラ」を再作したレジェンダリーが製作したのが、この度公開される「キング・コング:髑髏島の巨神」です。


1970年代の髑髏島を舞台に人類とコングの新たな戦いが描かれます!


予告を見る限りこの髑髏島、コングだけじゃなくたくさんの怪獣が登場します!

人類他立ち入り禁止といわれるこの島で、果たして人類は生き残れるのか?コングは怪獣たちを征することができるのか?


さらにこの映画は「GODZILLA ゴジラ」とも世界観が共通で、2020年のゴジラとの対決にどうつながっていくのかが非常に気になります。


「キング・コング:髑髏島の巨神」は3月25日公開!


春休み、装い新たに復活した魔神の姿を目に焼きつけましょう!