1番強い奴は誰だ!歴代平成ライダー最終フォームからゴースト最終フォームを予想してみた

現在放送中の「仮面ライダーゴースト」で先日ついにゴーストの最強フォーム・無限フォームが登場しました!最強フォームとは平成ライダーにおいて主人公ライダーがパワーアップして姿を変えていった結果にたどり着く最強の強さを持った形態のことです。

最近はTVシリーズ後に劇場版やVシネが製作されることが多くなってきたので、厳密にどれが最強フォームを決めるのが難しいライダーもいるのですが、どのライダーの最強フォームも強力な個性と強さを誇っています。今回はゴースト・無限フォーム登場を記念して、歴代平成ライダー最強フォームを特集していきます!


『限界を超えた先に!奇跡が生み出した最強フォーム』


最強フォームの登場物語的にも大きな盛り上がりを見せます。まず紹介するのは主人公たちが大きな困難を乗り越え、成長した先に手に入れた最強フォームです。


・仮面ライダーW・サイクロンジョーカーエクストリーム

未だ高い人気をほこるダブルの最強フォームはサイクロンジョーカーエクストリーム(以下CJX)。二人で一人の仮面ライダーであるダブルですが、通常のダブルが左翔太郎の体にフィリップの心が入っている状態なのですが、CJXはエクストリームメモリの力で2人の心と体が完全に1つになっています。


劇中フィリップの力に翔太朗がついていけなくなり、ダブル解散の危機が訪れます。しかし、完璧な人間などどこにもいない。だからこそ二人で一人の探偵で仮面ライダーであることを再確認し、絆をより深めたことでCJXへの変身ができるようになったのです。このCJX初登場回は翔太朗とフィリップのドラマが熱く、探偵の師匠である鳴海壮吉を演じた吉川晃司が歌う「Nobody's perfect」が流れる中2人が戦いに赴く場面は最高にかっこいいですよ!


・仮面ライダーウィザード・インフィニティスタイル

指輪で魔法を操り、人々の希望を守る仮面ライダーウィザード。その最強フォーム・インフィニティスタイルは全身がダイヤのように輝き、あらゆる攻撃を受け付けない最強にふさわしいフォームです。(ついでに変身メロディもある意味で最強です)ウィザードに変身する操魔晴人は敵の攻撃で魔法が使えなくなってしまいます。


変身もできず、晴人の魔力で生きていたヒロインのコヨミが弱っていくのに対して見ていることしかできません。無力感に打ちのめされる晴人ですが、諦めない心が奇跡を呼び晴人は自分の力で魔法を取り戻します!その際に手に入れたのがインフィニティスタイル!この復活劇、ものすごく感動しました!


『強さの対価に・・・ハイリスク最強フォーム』


強い力にはそれだけリスクが伴うもの・・・続いて紹介するのはリスクと隣り合わせの最強フォームを紹介します。


・仮面ライダークウガ・アルティメットフォーム

クウガの最強フォーム・アルティメットフォームはかなり異質な最強フォームです。アルティメットフォームは劇中で「変身してはいけない存在」として語られます。それはアルティメットフォームが究極の闇をもたらす者=ン・ダグバ・ゼバと同じ存在と伝えられていたからで、クウガこと五代雄介はアルティメットフォームにならないよう努めます。


しかし、ダグバの脅威の前に五代はアルティメットフォームに変身する決意を固めます。このような経緯を持つので、「クウガ」劇中でのアルティメットフォームの登場時間は数分程度ですが、ダグバとの猛吹雪での戦いも相まって強烈な印象を残しています。


・仮面ライダー剣キングフォーム

剣の最強フォームであるキングフォームは当初想定していたキングフォームを超える13体のアンデットと融合している状態で、カードをラウズせずアンデットの力を使うこともできます。その圧倒的なパワーはそれまで封印できなかったトライアルシリーズを消滅できますが、強さの対価に急激な体力の消耗とアンデットに体が近づいて行ってしまうというリスクがあります。


このアンデット化というリスクが相川始・ジョーカーがバトルファイトの最後に生き残り、人類と親友のどちらかを選ばなければならなくなった剣=剣崎一真の切なすぎる決断に繋がっていきます。キングフォームのような変身を続けることで人でいられなくなってしまうというリスクはこの後も、仮面ライダーオーズのプトティラコンボ、仮面ライダー鎧武の極アームズと続いています。

『ど派手なパワー&ビックリ能力最強フォーム』


最強フォームといったらやはり他のフォームを圧倒するパワーや驚くべき能力です。今回は中でも個人的に衝撃度の高かった最強フォームを紹介します。


・仮面ライダー555・ブラスターフォーム

ファイズの最強フォームのブラスターフォーム。エネルギー源であるフォトンブラッドが全身に広がった深紅の戦士です。全身フォトンブラッドの為、そのパワーはけた違い!初登場した「劇場版仮面ライダー555 パラダイス・ロスト」では必殺キックの強化クリムゾンスマッシュの余剰エネルギーが決戦の舞台であるスタジアムを巻き込んでしまいます!一時ギネス記録にも載ったエキストラの数も相まって、一度見たら忘れられない迫力でした。


またTVシリーズで登場した際は、専用武器ファイズブラスターによる斬撃で敵オルフェノクだけでなく、隣に停まっていた電車の車両を切り裂いてしまうなど有り余るパワーを感じる演出がされていました!


・仮面ライダーカブト ハイパーフォーム

カブトのハイパーフォームはなんと時間を遡れるという反則級の能力を持っています!この能力を使ってカブトは劇場版とTVシリーズそれぞれ死の危機に瀕した仮面ライダーガタックを時間を巻き戻して救っています。ハイパーフォームの力の源であるハイパーゼクターが時空をゆがめる力を持っていたことで「カブト」の物語を大きく動かしていくことになります。


・仮面ライダーディケイド コンプリートフォーム

さて、これまで様々な最強フォームを紹介してきましたがこのコンプリートフォームこそある意味究極でしょう。なんとクウガ~キバまでの最強フォームを召喚して戦うことができます。召喚されたライダーはディケイドと動きが連携して、個々のライダーの必殺技を披露しています。


なお召喚されたライダーはCGなど使ったわけではなく、2人のスーツアクターさんが並んで動きもタイミングを合わせて行っている。日本のスーツアクターさんの実力を垣間見ることできるシーンになっています。


全ての最終フォームを紹介することはできませんでしたが、紹介しただけでもかなり個性的なライダーがたくさんいましたね。ゴースト・無限フォームの活躍を楽しみにしながら、ゴースト後半戦を見届けましょう!