お母ちゃんとやり合った一件以降イマイチ調子のでない仲村さん。

吉田さんからのメールの返信が滞ってしまい、仕事では凡ミスをおかし、以前は助けの一声をかけられたご老人も見て見ぬフリをして過ごしてしまう。

ダミアンも親にジュウショウワンを見ていることがバレ、親子関係がギクシャクしてしまっており、大人の助けを求めようと仲村さんにすがるも、出来ないよと断ってしまう仲村さん。

ついにはウソつき呼ばわりされてダミアンとの関係も悪化してしまう。

そんな中、兄ちゃんがやってきて1本のビデオを置いていく。

それは仲村さんが高校生の時に見たエマージェイソンの最終回が入ったビデオだった。

ここで仲村さんの高校時代が回想される。

小芝さん若いのにOLも制服姿も違和感ないのは美人だからかな。

高校の先生がエマージェイソン・ゲンカ将軍の中の人ことレジェンド・岡元次郎さんだったんですが、どこの高校ですか？笑

北代さんの計らいで吉田さんと会うことが出来た仲村さん。

仲村さんが色々モヤモヤ考えていたのはほぼ誤解で、前回突然逃げ出してしまったのも子供が苦手でダミアンが急に話しかけてきたからだったことが判明。

付き合いは短いけど、お互いに友達だと思っていたことがわかり吉田さんとのわだかまりは解消された。

友達の定義って改まると難しいし、大人になってからだとなおさら仕事などの絡みがなく、純粋にただの友達って言える人はなかなか出来ない。

だからこそ同じものを好きだと言え、楽しめる間柄は損得もなく、年が離れてたり付き合う時間は短くても純粋に友達なんだと思うし、こうゆう友達を持てることに憧れる

仲取り持った代わりにチケット取るの手伝ったり、ただ美しい友情だけじゃない利己的な面も自然に出せる関係がより良いよね

その場で仲村さんがエマージェイソンのビデオを持っているのに気づいた吉田さんは、後日ビデオデッキを仲村さんに押し付けるように持ってくる。

ここもただ良い人でなく、自分が困ってるのことの解決を図る吉田さんがイヤ人に見えない良い塩梅で描かれる。

エマージェイソンのビデオを見て、高校時代を思い出す仲村さん。

高校時代、特撮から離れていた仲村さん。

特撮はなくてもいいかなと思い始めていた時、近所のビデオ屋のお爺さんから「好きってはそんななくなっちゃうもんなんかな？」と言われてエマージェイソンの最終回をリアタイ以来見ていた。

このエマージェイソンの劇中劇が短いシーンながらよく出来ていて泣ける！

傷ついたエマージェイソンのために子供たちが彼を助ける方法を見つけるまで待っててと訴える場面がうるっと来る

記憶は曖昧で忘れてしまっても、なにかのきっかけで思い出す。けしたなくなるわけじゃない

仲村さんに大切なことを思い出させてくれて、特撮と再会できるきっかけをくれたこの言葉と場面はホントに泣けて、色んな現実の前に好きなことから離れてしまうことはあっても、なくなるわけじゃい。

僕たちが思い出せばヒーロー・好きなものとはまた会える

エマージェイソンと再会し涙を流す仲村さんは名シーンでした。

ちょうど「仮面ライダージオウ」で機械のヒーローと子供達の交流が描かれた仮面ライダーキカイ編が放送されたこともあってタイムリーってのもありました。

大切なことを思い出した仲村さんは、ダミアンに会って力になることを約束する。

そしてお母ちゃんに自ら会いに行くことに。

思い出のおもちゃ屋で好きなオモチャからお母ちゃんに引き離されたことを思い出すも、同時に自分がお母ちゃんの好きなものを否定していたことに気づく仲村さん。

単にお母ちゃんを悪役と描くのでなく、お母ちゃんなりの言い分やお母ちゃんなりに傷ついていたことを描くところがこのドラマのいいとこだと再確認。

ついにお母ちゃんと再開した仲村さん。

お母ちゃんが好きそうなウサギのぬいぐるみを差し出すとお母ちゃんに笑顔が…

こっから先は描かれませんでしたが、2人が新しく関係を気づくことができたのを察せられます。

原作ではどんな結論を迎えるか楽しみ

仲村さんの特撮ライフはまだまだ続きます。

オタク仲間と女子会したり、特撮ヒーローの言葉を受けて親切してみたり

そして非実在甥戦法でテレビきっずを買いに行く。

勇気を振り絞った仲村さんを待っていたのはまさかの超レジェンド・宮内洋さん！

仮面ライダーV3、アオレンジャーなど数多の特撮ヒーローを演じてきたレジェンドがまさかの出演！

しかも書店店長なのに風見志郎スタイル！

NHKグッジョブ！

うしろにシシレオーの中の人もいて、ダブルヒーローが共演笑

笑って泣いて、やっぱり笑ったトクサツガガガもこれで終了。

自分が好きなものをより大切により好きになる素敵な番組でした。

コメディとしても面白かったし、シシレオーはじめ小道具のクオリティーも高かったので、2期がいつかくると信じて待ちましょう！

トクサツガガガ、本当にありがとう！

レビュー