「ゴジラ キングオブモンスターズ」公開まであと半月ほどとなりました。

TVCMやキャンペーンなど盛り上がりを見せていて、ファンとしても嬉しい限りですね

この流れに便乗して今回も「ゴジラ キングオブモンスターズ」に登場する怪獣を紹介します！

今回の主役は

大空を制する大怪獣の魅力を語っていきます

ラドンの初登場は1956年の「空の大怪獣ラドン」です

東宝初のカラー作品であり、そのミニチュア特撮の完成度は非常に高く、映画に登場した地域のランドマークの宣伝になる先駆けになったと言われています。

また、前半は炭鉱で起こるメガヌロンという等身大の怪獣による襲撃をメインとしたサスペンス。

後半はこのメガヌロンを捕食するラドンにダイナミックな襲撃と前半と後半で雰囲気が違うのも魅力です。

ラドンの最後は阿蘇山の噴火に巻き込まれる最期なのですが、撮影の際実際に溶けた鉄を使ったためラドンを釣っていたピアノ線が切れてしまうアクシデントがあったのですが、円谷監督がそのまま撮影を続行し、力つき炎に飲まれていくシーンが完成したという裏話があります。

また分かりにくいのですが今作のラドンはつがい、つまり2匹登場するという珍しい登場をしてます。

ラドンはその人気もあいまって1964年の「三大怪獣 地球最大の決戦」にてゴジラシリーズに登場します。

時にライバルとして、時に仲間としてゴジラ共に戦っていきます。

平成では1993年の「ゴジラVSメカゴジラ」と2004年の「ゴジラ FINAL WARS」に登場。

「ゴジラVSメカゴジラ」では途中でファイヤーラドンにパワーアップし熱戦が吐けるようになります。

「ゴジラ キングオブモンスターズ」では初代同様、火山から登場しているようです。

設定では火山の熱に負けない硬い体表を得たとか。

CGで描かれることによって、回転して戦闘機を叩き落とすなどシビレるシーンがあり劇場で見るのが楽しみです。

飛翔するだけで町を破壊するその力強さはゴジラをどこまで追い詰めるでしょうか？

最後は映画公開までに見ておきたいラドン映画を紹介

・「空の大怪獣ラドン」 1956年

初登場作品。精密なミニチュア特撮はBlu-rayなどの高画質で見てもらいたい！ラストシーンは芸術的です

・「怪獣大戦争」 1965年

ゴジラと共に宇宙に飛び出し、キングギドラと戦います

ゴジラとのタッグが見どころですが、宇宙人と地球人の戦いも楽しいですよ

・「ゴジラVSメカゴジラ」1993年

托卵された卵から生まれたベビーゴジラのためにゴジラ、メカゴジラに挑むラドンの姿は熱いです

最期、ゴジラに全てを託して散るシーンは美しいです