オールスター全員集合!ルパンレンジャーVSパトレンジャーVSキュウレンジャー ネタバレ感想

「快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー」が終わって、早くも3カ月がたとうとする今日

リュウソウジャーのメンバーにも慣れてきたこの時期に彼らが帰ってきた!

しかも今度は宇宙戦キュウレンジャーと一緒に!

そんなわけで、スーパー戦隊VSシリーズの最新作

「ルパンレンジャーVSパトレンジャーVSキュウレンジャー」

期間限定上映でしたが、見に行くことができたので感想を書いていこうと思います。

(以下ネタバレありです)

一言で言うなら「超ジェットコースタームービー」

Vシネという設定上短めの上映時間故にノンストップで盛り込まれるアクションとドラマとネタ。
特に今回は3戦隊・19人の戦士がメインで登場するためテンポが早く、ストーリーもシンプル。

戦隊の王道を行く作品。という感じでした。

キュウレンジャーの悪役であるドン・アルカゲがルパパトの地球に現れたので、それを追ってきたキュウレンジャーたちとパトレンジャー、そしてルパンレンジャーが協力して戦うという分かりやすい流れ。

キュウレンジャーは約1年ぶりの登場でしたが、人数が多いこともありメインで活躍したのはラッキーとBN団のバランスとナーガ。

特にラッキーと圭一郎の絡みはラッキーが一見運任せのいい加減な男と思わせて、実は別の宇宙の正義のバランスについて考えていたり、体を張ってドン・アルカゲに弱点を作ろうとするなど、2人が理解し信頼していく展開は戦隊VSシリーズらしく楽しめました。

快盗側はこの作品が時系列的にルパパト終盤以前ということもあり、ジュレの3人が正体を隠したまま警察のルパンコレクションを奪おうと自身たちが巻き込まれた誘拐事件を利用する展開はルパパトらしい雰囲気を味わいました。

魁利達の作戦が分かった時のコグレさんとノエルの小芝居が笑えました。

予告で出てきた、快盗による警察チェンジは、身代金受け渡しの現場にギャングラー(ドン・アルカゲの意思を受けていた)の登場による急遽な展開だったのですが、ルパンレンジャーとパトレンジャーでは機能性に違いがあり、戦いにくそうにしていたのが面白かったです。

最終決戦はヒーローによる圧倒的な数の暴力で全く負ける気がしねえ!という感じでした。

そして細かいことは気にするなとなぜか登場したジュウオウザワールド・門藤操。
本当に出てきただけで、何もしていかなかった…

サプライズゆえガッツリ絡ませられないとしても、変身して走り去っていくだけだったので、もう少しいい扱いはなかったのかと考えてしまいました。

要所に入ってくるネタは楽しかったです。
パトレンジャー達の変装に、ラプターの女子会妄想、カジキイエローの声の高さへのツッコミ…そしてまさかのエアロビクスの復活笑

まさかエンディングダンスに登場するとは…


総じて楽しく、久しぶりのルパパト、キュウレンジャーのみんなとの再会は嬉しかったです。

駆け足過ぎる感もないこともありませんが、異なる戦隊が力を合わせて巨悪を倒すという戦隊VSシリーズの醍醐味は充分味わえました。

ルパパトメンバーのリュウソウジャー達との集合はあるのか?

今から楽しみですね